当院で体外受精/顕微授精をご希望の方はこちらより動画をご覧ください
久しぶりに受診される方は、問診票をダウンロードの上、記入したものをお持ちいただくと待ち時間が短縮できます。
ご協力の程、お願いいたします。
他院での検査・治療歴がある方は、こちらもご記入下さい
基礎体温表はこちらからダウンロード可能です
通常のご夫婦は、避妊をされなければ、1年間で80%、2年間で90%が妊娠されるといわれております。
1年以上妊娠されない場合は、病院を受診された方がよいでしょう。
①クロミフェン・セキソビット
経口の排卵誘発剤で排卵を促したり、黄体機能を改善したりします。
通常、月経5日目から服用し、2週間くらいで排卵します。
②hMG
LH・FSHを含有する注射薬で、卵胞発育および黄体機能の改善を図ります。
月経終了後から、隔日~連日投与し、超音波検査で卵胞の大きさを測定し、
充分な大きさになったことを確認して、hCGを投与します。
③乳汁分泌ホルモン抑制剤(カバサール・テルロンなど)
乳汁分泌を促すプロラクチンというホルモンが高いと、排卵が抑制されたり、
卵の着床を障害したりすると言われています。血液検査でプロラクチンが高い場合は、
薬を服用します。
1週間に1回(カバサール)あるいは毎夕食後(テルロン)に服用します。
通常は、妊娠するまで服用を続けます。
④漢方
漢方薬を投与して、ゆっくりと体調を整え、少しずつ機能を回復させる治療です。体にやさしく副作用も少ないことがメリットですが、現代の化学薬剤に比べて速効性はありません。
効果が現れるのに半年もしくはそれ以上かかることもあり、治療を急がれる方には向かないかもしれません。
⑤黄体ホルモン療法
血液検査で黄体ホルモンが低い場合は、治療を行います。
・黄体賦活療法
黄体の賦活を目的として、hCGを投与します。
高温期2~3日目からhCG3,000単位を2~3回隔日投与します。
・黄体ホルモン補充療法
黄体ホルモンを補充します。
高温期2~3日目から、経口黄体ホルモンを約10日間服用します。